あすかの人生劇場

発達障害のマンガ書いてます

白黒思考、思い込み、レッテル貼り、タブロイド思考

自分もやっちゃうし、他人からされるのも気になる・・・
漫画:思い込みが強い人

 悪気がないのは分かるよ。私もそうだから。純粋なんだよね。

 

白黒思考

 よく分からないあやふやなままだと思考が先に進まないんですよね。
だから、白黒にして理解しやすくして先に進むのです。3%のグレーも80%のグレーも存在するのに。
わざとじゃありません。脳が勝手に白黒思考しちゃうんです


白から黒のグラデーション



私も白黒思考してしまっていました。グレーの不安定さに耐えられないのです。

良い・悪い
味方・敵
上手・下手

もう、ほんと世界を単純に見ていました。

でも自分自身が「白黒思考」と「思い込み」で評価されて初めて分かりました。
こんなにも分かっていないとは。

 

思い込み、レッテル貼り


当時、茄子さんは私についての知識がほとんどなかったはずです。
派遣されたばかりだったので私の仕事ぶりもまだまだ見えてなかったはずです。

入社3年目の若者が、アラフォーの人に対して、自分より知識も経験も劣っていると思い込みそれを態度に表すなんてことできるのでしょうか・・・



できるんです。
目に見えること以外なかったことにして1人の人物像が創り上げられてしまうのです。そして、「僕は懐が深く差別もしないので、あなたのような人にも理解を示しますよ」と臆面もなく相手に伝えてしまうのです

なぜ分かるかというと私もそうだったからです。悪気はなくて、むしろ好意を持っていて距離を縮めたいのです。



彼の創った私の人物像は、「ついこないだまでワイドショーを見ながらおせんべいを食べていた、節約とダイエットに興味のある女性(^^♪ウフ」でした。
私がそんな話題を出したことは一度もないのにです。

私は平均的な身長と体重なのですが、確かにその会社の中ではふくよかな方でした。

相手に「あなたは貧乏だ」「あなたは太っている」などと伝えるのはアスペあるあるですが、彼の場合「節約」「ダイエット」と置き換えているので思いやりがあり上出来でしょう。
※上出来ですがムカつきます(これを言わないと私の健康に悪い)

どんな人か分からないままではコミュニケーションがとりずらいです。彼にとってこのレッテルで仕事がしやすくなるのならまあいいです。

 

演技に騙される


私も若い頃は「社交辞令」や「本音と建前」が分からず苦労しました。
表では仲の良い演技をし、裏では愚痴を言う。そうやって社会が成立しているのだと分かったのは最近です。

そして、今度は茄子さんが私の演技に騙される番になってしまいました。
円滑な人間関係のために、私も少しは演技できるようになったのです。

茄子さんにどんな失礼なことを言われても、いつも笑顔でムッとした顔もせず、穏やかに話を聞いていました。裏で悪口も言いません。

アスペははっきり言わないと分からないし、言えばすんなり理解してくれると分かっているのですが・・・

一言言えれば、彼は今後気を付けることができて生きやすくなれたかもしれません。言えなくてごめんね。

そして、悪気のない人に指摘するのがこんなに難しいとは思いませんでした。私の周りの人も大変だったろうな。ごめんなさい。

 

タブロイド思考


発達障害に限らず、人は理解できないものを単純化してバカにする癖があるそうです。レッテルというものは、たいていちょっと失礼なんですね。

全員そうなんだと思うと少し安心します。アスペルガーの場合、人の気持ちが分からないので単純化に拍車がかかってしまうのですが。



・グレーであることに耐えきれず白黒にしてしまう。

・穴埋め問題の、穴の部分が必ず埋まるとは限らないのに、無理やり埋めて問題を解いてしまう。

・自分から見えるところだけで判断してしまう。


世の中はほとんどがグレーなんだ。
穴は穴のままでいいんだ。
自分が見えているところなんて氷山の一角なんだ。
理解できてると思った時が一番ヤバイぞ。


そう心で唱えながら情報を吸収していくと、いつの間にか白黒思考が緩和されています。今の私は若い頃とは全然違います。



茄子さんは頭の回転も速いし言葉が出てくるのも速いです。
彼と話していると、白黒思考だからこそ計算が速いんだなあと感じます。解像度を犠牲にして処理速度を高めたギフテッドかもな。

私に対する態度は失礼だけど(褒めた後はこれを言わないと私の健康によくない2)

どうにか病まずに邁進していって欲しいとおばちゃんは応援しとります。彼の才能を生かしてくれる職場であってほしいです。



にしても、お題に対して例が悪かったな。
彼の思い込みではなく、実際私が太っていて貧乏なだけじゃん、と読者に思われたら私がイタイだけだ。